こんにちは、しぎょうです!
先日、漢方メーカーの株式会社ツムラさんに勉強会をしていただきました。
持参していただいた生薬のサンプルで匂いを確認しましたが、大学の生薬の実習以来で懐かしく感じました。
今回は、漢方の原料となる生薬の品質管理、安定供給への取り組みについての内容でした。
まず品質管理です。
もともと生薬は天然のものです。
調達した生薬についてはサンプル検査を行って、残留農薬・カビ・微生物・重金属などが基準以下であることを確認しているとの事です。
また、生薬の生産や流通をすべて管理しているので、履歴情報を追跡することが可能だそうです。
続いて安定供給です。
原料となる生薬は中国や日本で産生されています。
品質の均一性の確保、安定して供給するために、ツムラの社員さんが実地に出向いて現地と協力して管理体制を構築しているとの事です。
四国内でも、高知県の仁淀川近くの越智町でサイコの原料となる三島柴胡を生産しているらしいです。
他にも色々とデータを示して教えていただきましたが、品質管理と安定供給への仕組みを作られている事が分かって、安心することが出来ました。